categories



  管理人 E-Mail:
info@rzt.sakura.ne.jp
アドレスは定期的に変更しています
元レンジャー隊員のブログ

ビタミンC

  • 化学名
    • アスコルビン酸/水溶性ビタミン
  • 1日の所要量
    • 男女とも100mg(30~49歳の場合)
  • 効能
    • 抗酸化作用で生活習慣病を予防。免疫力を高める。発がん物質を抑える。ストレスに対抗する力を作る。コラーゲンの生成を促進する。
  • ビタミンCを多く含む食品/100gあたり
    • アセロラ:1700mg
    • グアバ:220mg
    • 赤ピーマン:170mg
    • 菜の花:130mg
    • パセリ:120mg
    • いちご:62mg
    • ネーブルオレンジ:60mg
    • 大根:53mg
    • トマト:15mg

ビタミンCは、温度や湿度、光や紫外線の影響を受けやすく、とても壊れやすい性質がある。水にも溶けやすい栄養素であり、調理法や保存法に気をつけなければいけない。また、酸化しやすく時間の経過とともに、減少率が高まっていく。例えばおろし大根のビタミンCは、2時間後には半減してしまう。果物も皮をむいたらすぐに食べたほうがよい。

ビタミンCを摂取したほうがよい人

  • 煙草をよく吸う
  • 睡眠時間が短い
  • アルコールの摂取が多い
  • ダイエットをしていたり極端な偏食がある
  • インスタント食品や外食が多い
  • 激しい運動や肉体労働をしている
  • ストレスを感じている

ビタミンCは、肌や骨、血管、ストレス、風邪などあらゆる悩みを解決するパワフルなビタミンである。細胞と細胞をつなぐコラーゲンの生成を促進するので、強い歯ぐきや血管、骨や筋肉などの各器官をつくる。そのことから美肌効果が現れるため、女性には特に人気があるビタミンである。

コラーゲンの生成が不完全になると、細胞の結合が弱まり骨や血管がもろくなって、歯ぐきや内臓から出血が起こり、やがて死に至るという壊血病を招く。またコラーゲンは、傷の修復にも貢献し、ゲガをした際にも有効である。

免疫力を発揮する主役である「白血球」も、ビタミンCによりその働きを強化することができる。風邪がはやっている時期にビタミンCを多く摂取すると、風邪をひきにくく、もしひいてしまっても、早く回復することができる。

ビタミンCは発がん物質を抑制し、抗がん物質の生成を促進する働きがある。例えば、抗がん作用があるとして知られるインターフェロンは、体内でつくられるものだが、ビタミンCがこの物質の生成を促進するといわれている。

また、抗ストレスビタミンとしても、活躍している。ストレスが生じると抗ストレスホルモンのアドレナリン作りにCが大量に使われるため、普段ストレスの多い生活をしている人は、ビタミンCをしっかり補給したい。

ほかにも、しみやそばかすのもとになるメラニン色素の生成を抑えたり、鉄や銅の吸収を促進して赤血球の合成を促す、コレステロール値を下げるなど、ビタミンCの役割は多様である。

このようにビタミンCは、がんやストレス、風邪だけではなく、美容にも効果があり、しかも大量に取っても体に蓄積されないということで、食生活や生活習慣が大きく変化した現代では、ビタミン剤などによる積極的な摂取を推奨されている。

ビタミン13種類(解説)

ビタミンA¦ ビタミンB1¦ ビタミンB2¦ ビタミンB6¦ ビタミンB12¦ ナイアシン¦ パントテン酸¦ 葉酸¦ ビオチン¦ ビタミンC¦ ビタミンD¦ ビタミンE¦ ビタミンK




Copyright © 2005-2007 元レンジャー隊員のBLOG  All Rights Reserved.