ポリフェノール
活性酸素に打ち勝つ抗酸化物質
ポリフェノールとは、植物が光合成を行なう際にできる物質の総称のことである。ポリフェノールという固有名詞をもつ、一つの物質があるわけではない。ほとんどの植物に含まれている成分で、その種類も約4000種と豊富である。
お茶の渋みや苦味はカテキン、タンニン。ビールのホップに含まれるフラボノイド。ブルーベリーのアントシアニンなどポリフェノールの仲間は多い。ポリフェノールは赤ワインで有名だが、フランス人に心臓病が少ないのは、日常的に赤ワインから多種類のポリフェノールを摂取しているからということで、1990年代になって注目を浴び始めた。
- 効能
- ポリフェノールはすべて、強力な抗酸化作用をもっており、活性酸素を除去して生活習慣病やがん、老化を防ぐ。その力はビタミンEよりも強く、細胞内でも細胞間でも細胞膜上でもオールラウンドに働く。
- ポリフェノールを多く含む食品/100gあたり
- 赤ワイン:300mg
- バナナ:292mg
- マンゴー:260mg
- ブルーベリー:250mg
- しゅんぎく:211mg
- ミルクチョコレート:100mg
- 1日の目標摂取量
- 特に定められていない
その他の栄養成分(解説)
食物繊維¦ DHA⁄EPA¦ キチンキトサン¦ オリゴ糖¦ コラーゲン¦ ポリフェノール¦ レシチン¦ タウリン¦ リノール酸