レシチン
血管の詰まりを溶かし、記憶に関する物質を作るリン脂質
レシチンはホスファチジルコリンとも呼ばれるリン脂質の一種で、生体膜や脳、神経組織の構成部分として重要な働きを担っている。自然界に広く分布しており、卵黄や大豆、精白米、ピーナッツ、酵母などに多く含まれている。
- 効能
- レシチンは水と油を乳化させる働きがあり、血液中のコレステロールを肝臓に運んで排出を促す。このため、動脈硬化を防ぐ効果がある。また、脳細胞や神経細胞を活性化し、記憶力や集中力を高める。老人性痴呆にも有効である。
- レシチンを多く含む食品/100gあたり
- 卵:卵1個中に197mg含まれるが特に卵黄に多い。
- 大豆:30gには600mg含有。大豆レシチンが豊富。
- 納豆:1パック(50g)に95mg含む。
- ピーナッツ:100g中の含有量は1113mg。食べすぎには注意。
- 1日の目標摂取量
- 特に定められていない
その他の栄養成分(解説)
食物繊維¦ DHA⁄EPA¦ キチンキトサン¦ オリゴ糖¦ コラーゲン¦ ポリフェノール¦ レシチン¦ タウリン¦ リノール酸