レンジャー訓練写真
陸上自衛隊 レンジャー養成訓練中の写真
これは体力調整の模様。
「ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために」
気力と体力を向上させる以上に、もっと大切なことを学んだ。
ロープ訓練の一環の「胆力テスト」(スタンドホール)
命綱を着けて地上約8メートルの高さから手を離し落下する。
ロープへの絶対の信頼感を持つことと、恐怖を克服することが目的だ。
セーラー渡りの模様。もう一つモンキー渡りがある。
握力が非常につらい。手がパンパンになる。
モンキー渡りはさらにつらい。膝の裏でロープを引っ掛けるのだが、ぶら下がるため体重がかかり、ロープで擦りつけられて膝の裏とその周辺に血が滲んでくる。
要領をつかむまでが大変だ。
座席懸垂による降下訓練。
これは気持ちがいい。何度でもやりたくなる。
降下準備よしの姿勢。
「降下用意」の号令で下を確認、降下用意の姿勢をとり、
「降下」の号令で「レンジャー」と言って飛び降りる。
体力調整の20km武装走歩の模様。
20km武装走歩「全員合格」で記念撮影。
いつどこでも体力練成が始まる。
これは「かがみ跳躍」という体力向上運動のひとつ。
足を前後に開き、ジャンピングスクワット。
レンジャー戦闘隊編成。
想定訓練のため、キャンプ場にベースキャンプを設営。
この場所は俺達レンジャーの第二の故郷だ。
訓練非常呼集を受け、命令下達~隊容検査を経て整列。
出撃前の写真。
山での長距離潜入中の小休止の時。
胸にしまってある地図を取り出し、潜入経路の地形を把握しておく。
潜入後、拠点を設置。
周囲を警戒中。
装備が重く走るのも必死。
これは離脱の時の写真だろうか。
どれだけ走ったか分からない。
最終想定~長距離離脱(約100km)を経て、とうとう駐屯地へ。
すると各部隊の盛大なお出迎えが。自分の名を呼ぶ声が。
栄光の瞬間。レンジャー徽章授与。月桂冠が頭に。
止まらない涙。見れば教官、助教も皆涙ぼろぼろ。
とうとうやったんだという気持ち。
こんなに自分を誇らしく思ったことはない。