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元レンジャー隊員のブログ

断食

断食をするには断食について理解のある者の協力が必要である。

本格的な断食は必ず専門家の指導を受けなければならない。断食は必ず身体の回復期間が必要であり、それを怠ると生命の危険に及ぶ場合があるということを知っておかなければならない。

断食日数が増えれば回復食期間もそれに伴って増える。たとえば、7日間断食を行なう場合、回復食期間に7日間が必要である。

このサイトでは無難にできる1日断食方法を紹介する。


1日目:減食
夕食は普段の半分から8割までの軽めの食事にし、できるだけ21:00までには済ますこと。

2日目:断食
水だけで過ごす。初心者は野菜ジュースも加えて飲むとよい。

3日目:回復食
昼食・・・ぬるめの5分粥(塩分控えめ)。
夕食・・・普通のお粥とおかず。梅干し、味噌汁、冷や奴などあっさりしたもの。

4日目:普通食
普通食でよいが過食はしない。

戒律

戒律は、恥ずべき行為を常に捨てることによって守られる。

メンタルトレーニングはまずこれに着手しなければならない。

なぜならメンタル強化は心の中だけで行なうものではないから。


戒律とは次のものである。

1)生命を侮辱しない  命あるものを不必要に、また不注意によってその命を奪わないこと。傷つけないこと。人の不幸を望んだり、恨みや妬みの心をもたないこと。この戒が確立したしるしとして、目前ではすべての生物が敵意を捨てる。


2)盗まない  自分のものでないものを自己の所有としないこと。与えられたものだけを受け取り、与えられるものだけを期待し、与えられないものを取ることを捨てること。ごまかさないこと。あざむかないこと。この戒が確立したしるしとして富が近づいてくる。


3)真実でないことは語らない  粗野な言葉を捨て、真実でないことをいわず、中傷を断つ。たとえ真実でも、有益でないことや人を傷つけることをいわないこと。この戒が確立したしるしとして、人々が言葉に従うようになる。


4)身心の清浄を保つ  あらゆる純潔でない生活を捨てて、純潔な生活を営む。離欲の生活を送り、愛欲や多情なふるまいを絶つ。この戒を守ることによって力を得る。


5)専有しない  ものを専有することを断つ。貯蔵を捨て、独占せず、もの惜しみの心を離れ、人に分け与えること。生命の維持に足りるもの以上には求めないこと。この戒を守ることによってありのままの自己を知る。

メンタルトレーニングとは?

メンタル強化は、精神統一にある。

精神統一とは、一つのことに心を集中することによって、心が統一され、安定した状態に入ることをいう。

心を集中するという行為が、長いあいだ中断されることなく専念して実行されるとき、精神は堅固な境地に到達する。

その結果、あらゆる苦悩の元の原因となる心のはたらきは、その役割を終えて消滅し、自由と静寂、不動心、超自然的能力を得る。

心のはたらきとは、執着、漫然、自我意識などのことである。

心によって自己を向上させるべきであり、自己を落とし低めてはならない。

心は使い方によっては敵にも味方にもなる。自ら心に打ち勝った者にとって、心は自己の友である。しかし、心に打ち勝たない者にとって、心は敵のように反抗する。

心に打ち勝ち、静寂に達した者は苦楽の中にあって完全に落ち着いている。

無気力、疑惑、軽率、愚闇、耽溺、怠惰、不安定などはすべて心の散乱であり、精神統一に対する障害である。

病気、苦悩、落胆、高慢、誤謬、緊張、手足の動揺、心拍数の上昇、呼吸の乱れ、精神の錯乱などは心の散乱に伴っておこる。

それを阻止するために、一つの対象に心を向けることの修練が繰り返しなされるべきである。

メンタルトレーニング6種

メンタルトレーニングは、戒律と断食と呼吸法と学習と精神統一と祈りの実践である。

戒律とは、普遍的・恒常的な規範を定め、深く心中に銘記して、それに従うこと。一度定めた心を変えないこと、あるいは信念をもつこと。戒律を守るという行為が不断の精神統一そのものであり、それが守られ、克服されたとき、心は安定状態に入り、自由である。

断食とは、数日間とか数週間とかの限られた期間内で食を断つことや、1日1食を守ることや、限られたものだけを飲食することなどをいう。断食に入るには前後の調整期間を必要とするなどの一定の方法があり、専門知識が必要である。

呼吸法とは、自身の呼吸を意識することからはじまる。呼吸の出入息を、(より長く、より微細に)調整することの反復練習によって、集中力の体得がある。

学習とは、伝承された崇高な書物から真理やあらゆるものごとの本質を学ぶこと、あるいは自分の目標や信念を(心にとめておきたいことを)紙などに書いて繰り返し読むことをいう。

精神統一とは、心を一定の場所に結びつけ、その場所において意識作用が一筋になることをいう。一定の場所とは、身心や外的な対象物である。精神統一により、知識や推測を超えた直観的な認識が得られることから、超自然的能力が生じ、それは心の不動の原因となる。

祈りとは、心と言葉と身体をもって、あらゆる行為を神にささげること、あるいは行為の結果に執着しないことをいう。

これらの行為そのものが精神統一であり、メンタル強化の手段となり、いかなる状況にいようと、ひとたび始めれば堅固な境地は目前にある。




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